- スポンサーサイト
- しあわせの石のスープ
-
2008.10.05 Sundayこれは、旅のお坊さん三人が、石でスープを作るお話しです。その村は、たび重なる戦争で人々は疲れ切っていました‥‥
挿し絵もとてもキレイ。高学年の子どもたちも、集中して聞いてくれる絵本です。
しあわせの石のスープ
- らくご長屋
-
2008.05.24 Saturday小学校の図書室で、順番待ちになっていて借りられない、
と言って、息子が自分のお小遣いで本を買ってきた。
中身を見たらビックリ!
古典落語とはかけ離れた「寿限無」や「初天神」が、
漫画チックな挿し絵で飾られている。
登場人物まで変わってるし、
「これはどうなんだ?う〜む」
‥‥固いこと言わず、落語の入門編読み物、
ということでどうでしょうか?
でも、せっかくなら、古典落語のまま、
で読ませたかったような気が、まだしています。
読んであげると、ウケるんだけど‥‥
息子は結局、シリーズ全作を揃えました。
夏休みに、寄席に行きたいと言い、
弟も一緒に連れて行ったら、
前の席の人がニコニコ振り返るほど、
二人で爆笑してました。
だから、まあ、古典落語の入門です。
小さい子にも、わかりやすいです。
らくご長屋〈1〉わんぱく長屋の寿限無
- 大きな森の小さな家
-
2008.05.20 Tuesdayローラ・インガルス・ワイルダー作、小さな家シリーズの、最初の一冊。
一日では、もちろん読み切れないから、分けて読みます。
冬が近付き、屋根裏部屋に蓄えられていく豊かな食料、
父さんの、鉄砲の手入れの手伝い、
恐ろしい動物も潜む大きな森の中の小さな家は、
ストーブのおかげで暖かく、番犬のジャックと、父さんのおかげで、
何の心配もなく、安らかです。
開拓時代の西部で、実際に子供時代を過ごしたローラが、
自伝的な物語として書いた本です。
厳しいけれど、つらいだけではなく、豊かで幸せだったことが、
子どもにもちゃんと伝わります。
わたし自身が子どもの頃、クリスマスプレゼントにもらって、
繰り返しくりかえし読んだ本です。
今、毎日寝る前に少しずつ読んでやっています。
大きな森の小さな家 ~インガルス一家の物語(1)~ (福音館文庫)
- じごくのそうべえ
-
2008.05.03 Saturdayこれも、学年問わず、盛り上がります。
上方落語の傑作のひとつですから、ウケないはずがありません!
テンポよく、早口で読むのもいいですし、
桂米朝師匠ばりに、おっとり読むのもいいです。
田島 征彦さんの地獄絵がこわーい!
あんまり小さい子達には、ちょっと刺激が強いかな〜?
小学生にピッタリの絵本だと思います。
じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より (童心社の絵本)
- だってだってのおばあさん
-
2008.04.21 Mondayご存知、佐野洋子の傑作。
読み聞かせでウケるのは、
100万回生きたねこより、空飛ぶライオンより、おじさんのかさより、
だってだってのおばあさん。
「おばあさんはとびました。おばあさんはとびました。
5さいのおばあさんは、94ねんぶりにかわをとびこしました」
っていうところで、子どもたちが歓声を上げるのが楽しい。
だってだってのおばあさん (フレーベルのえほん 3)